−加藤組の社員でよかったことは。
渡部佑太郎さん(以下、渡) 地域の方の目が「加藤組の一員」として見てくださっているのを、いつも感じます。社会貢献性の高い社業・社風の中で仕事をして、生まれ育ったまちで暮らしていられることに、大きな安心を感じています。
中束惠さん(以下、中) とても働きやすい環境です。学生時代の友だちとそれぞれの職場や、今いる環境について話をしていても、そう感じます。わからないことも先輩がていねいに教えてくれます。特に、働きながら結婚、出産、子育てを経験した女性社員の先輩もいますので、これから公私ともにいろんなことを相談できそうです。
−そんな加藤組に入社した志望動機などは。
中 村上桜ヶ丘高校の情報ビジネス系列で学んでいたので、事務系の仕事がしたいと思っていました。また、自分の向き・不向きも考えました。現在は営業部で入札関係の書類作成などを担当していますが、当初は“入札”というものすらまったくわからない状態でした。徐々に仕組みや自分がやるべきことを覚えていますが、まだまだミスもあります。ありがたいことに、加藤組には「ミスしたことを責めず、ミスしたところまで戻ってどうすれば改善できるかを探る」という社風があります。頼れる先輩のリカバーもあり、充実した社会人1年目を過ごしています。
渡 私にとって“村上大祭”がとても大切なものなので、「地元で仕事がしたい」と学生時代から強く思っていました。村上桜ヶ丘高校情報ビジネス系列卒業後に入社し、経理部5年目を迎えました。学校で学んだ経理についての知識と、仕事で活用するノウハウは必ずしもイコールではありません。学校では出された問題に答えていくのが学習でしたが、仕事では問題そのものを自分で見つけます。入社当初からひとつずつ教わってきましたが“楽しい”だけではなく、「これが仕事か」と思うこともありました。社会人になる時、父から一言だけ「慣れるな」と言われたことを、今もよく覚えています。
−仕事の悩みなどは。
中 朝起きるのが苦手です。実家暮らしなので起こしてもらえたりもしますが、自分で起きるようがんばっています。
渡 私も朝はダメです。悩みは業務の繁忙期(決算)と村上大祭が重なっていることです。大祭の時は周りのみなさんにフォローしてもらっています。
−今後のキャリアアップなどは考えていますか。
渡 同業他社さまで同じ役割に就いている方々と横のつながりをつくりたいです。もともと人と話したり、会ったりするのが好きなのですが、会社ごとに培った業務のノウハウを交換することで、地域の建設業全体の活性につながれば、と思います。
中 まだ教わりながら仕事をしている状態ですので、早く一通りのことを自分だけでできるようになりたいです。きちんと理解することで、応用もできるようになると思いますし。そして、後輩ができたらサポートしてあげられるようになりたいです。
−休日、余暇の過ごし方は。
渡 西奈彌羽黒神社先太鼓の会、巴組大町青年会の会員である通り、村上大祭が大好きです。宵祭り、本祭りもとても良いのですが、準備期間にもなんとも言えない良さがあります。大祭当日までの動きをしっかり務めることは、親から子へと受け継がれ続けているものですので、私もしっかり務めて子どもたちに伝えていきたいです。また、体を動かすことが好きなので時間が取れたらランニングやフットサルに出掛けています。飲みに出るのも好きですが、まだ子どもが小さいので。。。
中 休日は家で過ごしたり買い物に出掛けたり、遠出を楽しんだりしています。いつかはひとり暮らしをしてみたい気持ちもありますが、友だちの話を聞くと実家が一番よいような気もしています。