−担当業務は。
中山清律さん(以下、中) 移動式クレーンやバックホウなど、重機オペレーターをしています。もともと大工でしたが土木の世界に入り、加藤組に入社してから念願の機械乗りになりました。
佐藤大地さん(以下、佐) 作業員です。新発田中央高校卒業後に入社して1年目です。高校時代は特にやりたい仕事、なりたい職業はありませんでしたが、知人の勧めもあり入社しました。
−働き心地は。
中 オペレーターになって大きな機械を動かしたくて、この職に就いたようなところもあります。クレーンで大きな構造物を動かしている時が一番充実しています。「もしも加藤組にクレーン車が無くなったら転職します!」と声を大にして言いたいくらい、クレーンが大好きです。大きな物をつくっているという高揚感にあわせて、責任感も感じます。また、現場では周囲に人が関わることがほとんどなので、絶えず緊張感もあります。
佐 一言で言うと“大変”でしたが、だんだん慣れてきました。先輩の仕事を見て、いろいろ覚えている真っ最中です。今までいくつかの現場に作業員として入りましたが、自分の関わった場所は完成後も気になります。
−佐藤さんはどんな後輩ですか。
中 一緒に現場に入る仲間の中では、唯一の若者。仕事中はきびしく、オフでは優しく接するようにしています。とてもがんばってくれているので、可愛がりながらもきびしく指導して、大切に育てたいです。
−中山さんはどんな先輩ですか。
佐 仕事中はきびしいですが、いつも大事なことを教えてもらっています。普段から気に掛けてもらっていると感じることばかりで、よい先輩に恵まれたと思います。超!尊敬しています!師匠と呼びたいです。
−仕事をしていてキツいと感じることはありますか。
佐 夏の暑さは本当に大変でした。
中 天候に左右されて現場の進行が思うようにいかない時はキツいですね。
−逆に楽しいところは。
佐 小さなことでも、自分で何か新しいことができるようになった時はすごくうれしくて、やる気につながります。これからも今の業務をしっかり覚えて続けていきたいです。休憩中も楽しかったり、昼食後は気軽に昼寝ができて、体力回復できますので。
中 やっぱりクレーンに乗ってる最中ですね。現場が完成するころには次の現場へ行ってる業務なので、“達成感”とは少し縁遠いかもしれません。
−しっかり休めていますか。
中 天候の影響が大きい現場、特に水関係の現場に入っている時は、なかなか思うようにいかないこともありますが、自然相手ですので。休日は主に町内の活動に時間を使っていますが、本音は子どもたちと出掛けたりしたいです。残念ながらうちの子どもたちはインドア派で、あまり出掛けたがらないですが。1人でプラッと出掛けるのもいいですね。
佐 休みは取れています。ずっと続けているバレーボールをしたり、彼女(交際4年目)と出掛けてリフレッシュしています。車を運転して出掛けた一番遠いところは、山形県のコストコです。